ブロードウェイミュージカル「Dear even hansen」
演出:マイケル・グライフ/音楽:ポール&パセック
1.あらすじ
エヴァン・ハンセンは社交不安に苦しむ17歳の高校生。木から落ちて折ってしまった腕のギプスに寄せ書きをしてくれる友人もおらず、母親との溝も深まるばかり。セラピーを受けて自分宛てに手紙を書くエヴァン。しかしその手紙が、自殺した同級生コナーがエヴァン宛に書いたものだと勘違いされる。コナーの家族に会うことになったエヴァンは、思わず「コナーとは友達だった」と言ってしまう。エヴァンとコナーの関係はSNSで瞬く間に拡散されて…
※個人ブログ抜粋
2.どんな舞台か
今日のブロードウェイミュージカルでは、原作がヒットしたものや歴史（実話）モノが多いと言われていますが、本作はこのミュージカルのために描き下ろした完全オリジナルストーリーとなっており、オフ・ブロードウェイ（音楽でいうインディーズ）から人気に火がつき、ブロードウェイ（メジャー）デビューを果たした作品です。
現代の若者や子を持つ親に圧倒的に共感される内容や今日のインターネットやソーシャルメディアがアメリカのティーンエイジャーの生活に与える影響、そして、それらがもたらすうつ病、不安、そして孤独感などのテーマを非常に上手く表現しているので、若い世代からは勿論、その子供を持つ親からも高い評価を受けています。「孤独とは何か」という性別や年齢を超えた問いに対する、モヤモヤした痛みや鬱屈した感情をキャストが非常に上手く演じています。
※あっとブロードウェイ抜粋
3.歴代俳優が起用された経緯
ベン・プラット(オリジナル)
17歳のときに受けたオーディションでパセック&ポールの目に留まる。後のDEHの演出マイケルの舞台のオーディションにも参加。その後、エヴァン役に声をかけられ主演が決まる。
https://www.dailyactor.com/actors-on-acting/ben-platt-audition-dear-evan-hansen/
テイラー・トレンシュ(2代目)
彼が出演していた「Hello,dolly」を観に来ていたDEHの数人のキャストからオーディションを受けるべきだと勧められ、後日見事に主演を勝ち取る。
http://www.at-broadway-musical.com
ベン・レヴィ・ロス(3代目)
カーネギーメロン大学演劇学部に所属しているなかマイケルが手がけるプロジェクトのオーディションに参加。役は得られなかったが、エヴァンの代役オーディションを勧められ、その結果抜擢されることになる。
http://jimgladstone.com/queer-evan-hansen-meet-ben-levi-ross/jimgladstone.com/queer-evan-hanjimgladstone.com/queer-evan-han
アンドリュー・フェルドマン(4代目)
16歳のときにナショナルハイスクールミュージカルシアター賞いわゆるジミー賞で主演男優賞を受賞。それがきっかけとなりオーディションに誘われ、現役高校生でブロードウェイデビュー
https://twitter.com/NBCNightlyNews/status/1105981871811371010?s=20
